持続可能な社会の実現に貢献~「しみずポジティブ・インパクト・ファイナンス(以下「PIF」)契約締結に関するお知らせ
清水冷凍株式会社(代表取締役 澤野 彰伸、以下「当社」)は、株式会社清水銀行(代表取締役頭取 岩山 靖宏)と「しみずポジティブ・インパクト・ ファイナンス」契約を締結いたしました。
「PIF」とは、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)が策定したポジティブ・インパクト金融原則および同実施ガイドラインに基づき、企業活動が環境・社会・経済に及ぼすインパクト(ポジティブな影響とネガティブな影響)を包括的に分析・評価し、ポジティブな影響を与える活動を継続的に支援することを目的とした融資の仕組みです。
当社では、国連が提唱する「SDGs(持続可能な開発目標)」に賛同し、持続可能な社会の実現に向けて取り組んで参ります。(参考:https://sawano-co.jp/sdgs/)
水産食料品製造加工業者として、引き続き品質・安全性及び社会貢献などの取り組みを継続するとともに、アレルギーフリー商品の拡充や食品残渣や余剰製品の再資源化など安心安全な食品提供、資源の有効活用や廃棄物削減に貢献することを目指します。
1)ポジティブなインパクトの成果が期待できる事項
社会面
テーマ | アレルギーフリー商品の提供 |
SDGsとの関連性 | 2.1:2030年までに、飢餓を撲滅し、全ての人々、特に貧困層及び幼児を含む脆弱な立場にある人々が一年中安全かつ栄養のある食料を十分得られるようにする。 |
KPI | ・2028年までにアレルギーフリー商品数を50種類以上とする |
テーマ | 健康経営への取り組み |
SDGsとの関連性 | 3.4:2030年までに、非感染性疾患による若年死亡率を、予防や治療を通じて3分の1減少させ、精神保健及び福祉を促進する。 |
KPI | ・2028年までに「ふじのくに健康づくり推進事業所宣言」の認定を受ける |
ⅱ社会面・経済面
テーマ | ダイバーシティ経営の推進 |
SDGsとの関連性 | 5.5:政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。8.5:2030年までに、若者や障害者を含むすべての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、ならびに同一価値の労働についての同一賃金を達成する。10.2:2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。 |
KPI | ・2028年までに女性従業員比率を50%以上とする・2028年までに高齢者15名以上、障がい者3名以上の従業員を雇用する |
(2)ネガティブなインパクトの低減が必要となる事項
ⅰ社会面
テーマ | 職場の安全性の確保 |
SDGsとの関連性 | 3.4:2030年までに、非感染性疾患による若年死亡率を、予防や治療を通じて3分の1減少させ、精神保健及び福祉を促進する。3.d:全ての国々、特に開発途上国の国家・世界規模な健康危険因子の早期警告、危険因子緩和及び危険因子管理のための能力を強化する。 |
KPI | ・労災事故ゼロを継続する |
テーマ | ワークライフバランスの推進 |
SDGsとの関連性 | 8.5:2030年までに、若者や障害者を含むすべての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、ならびに同一価値の労働についての同一賃金を達成する。 |
KPI | ・2028年までに1人当たりの年間有給休暇取得日数を15日以上とし、月間平均残業時間を1時間以内とする |
ⅱ環境面
テーマ | 食料資源の有効活用 |
SDGsとの関連性 | 12.3:2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食料の損失を減少させる。12.5:2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。 |
KPI | ・食品残渣及び余剰製品等の再資源化100%を維持する |
テーマ | カーボンニュートラルに向けた取り組み |
SDGsとの関連性 | 13.3:気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。 |
KPI | ・2028年までに本社工場、桜工場の照明設備を全てLED対応とする・2028年までに営業車両を全てHV又はEVとする |